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実家お片付け日記(10月14日)

実家で過ごす連休3日目。

燃えるゴミの日の今日は、昨日の片付けで出た大量のゴミ袋を出しに行くのが朝イチのノルマ。

朝5時に起きると外はまだ暗かった。

袋は全部で11個あり、ゴミ置き場と家を5往復。

30分ほどかかった。なかなかいい運動だ。

 

ひと仕事終えて朝ごはんを食べる。

のんびりする間もなく、8時には家を出て、車で市のクリーンセンターに燃えるゴミ以外のゴミを出しに行く。

つかの間の休息の後は、車にゴミを積む仕事が待っている。

 

母の絵の額が入っていた大きなダンボールが数十枚。

父が定年後に公民館の陶芸教室で焼いたお皿や小鉢などが大小合わせて500個くらいか。

自宅に持ち帰って使えるものはダンボール一箱分取ってあるので、定年後の10年で、一体いくつ焼いたんだろう。

ゴミ袋に詰めたら20袋くらいあった。笑っちゃうくらいの量だった。

 

置く場所があったからこんなに焼いたのか。

なければ焼かなかったのか、真相はわからない。

ダンボールに焼き物、大量の日記帳に本。

軽自動車の後部座席はすぐに満杯になった。

 

クリーンセンターでは、本や燃えないゴミ、プラスチックなど、各カテゴリ別にブースが分かれている。

車に積んだゴミをそれぞれの場所に運び出し、ゴミ捨ては完了。

祝日なので混んでいて、一回の搬出に50分くらいかかった。

この日は結局、クリーンセンターと家を2往復した。

 

大きくてかさばるものを出せたので、家の中はだいぶがらんとした印象になった。

いよいよ片付けも終わりが見えてきて、次は不動産屋への連絡だ。

 

もろもろの作業を終えて夜、都内の自宅に戻ってくると、ほどよい狭さになぜか安心してしまった。

ここには虫もいないし、大量の持ちものもない。

どこに何があるかも全部分かる。

 

この位の狭さが自分たちの身の丈には合ってるんだと思う。

両親が二人で暮らしていた家は、田舎だけに広すぎた。

 

もともとの実家はすごく狭くて庭もない場所だった。

そこから引っ越すことになり、駅からは遠いけれど広くて庭もできた。

それが両親にとっては喜びだったんだろう。

戦前生まれでモノを捨てられない世代、モノが増えても置く場所があるから、使わない頂きものなど、どんどん増えていく。

趣味で絵を描いたり焼き物をしても置く場所があるからどんどん作品が増える。

 

その結果がこの4年にも及ぶ片付け生活だ。

なまじ通える場所に実家があるからこんなに時間を掛けられるけれど、遠かったらどうなっていただろう。

 

残った実家どうずる問題は、売却という次の目標に向け進んでいく。