日々是ゆらり

ゆっくりゆらゆらたのしく

また来るね(5月4日)

昨日ひと仕事したので、午前中はまるごとのんびり。

早めに目が覚め、サンドイッチとコーヒーの朝ごはんを食べながら昨日の分のブログを書いた。

日頃使わない筋肉を動かしたからか、背中と腰、腿の裏側がだるい。

 

今日は伯母に会いに行く。1月から施設に入っている。

13時に従姉の家に集合し、車で連れて行ってもらうことになった。

 

お昼をどのタイミングで食べようか、予定を逆算して考える。

ふと、昨日食べたラーメンの醤油味にチャレンジしようと思いついた。

お昼前に並んでおけば、12時半には食べ終わるだろう。

少し早めに家を出て、バスは使わず、運動のため歩いてラーメン店に向かった。

 

暑くなりそうだったので、カーディガン無しで半袖で出掛けたら正解だった。

日差しが強くて暑い。

日傘なしでは到底歩けないほどのまぶしさ。紫外線もおそろしく強いだろう。

 

30分ほど歩き、お店の前に着いたら人の気配がなくしんとしている。

あれ?と思ってドアの張り紙を見ると、店主体調不良につきお休みとのこと。

なんということでしょう。

昨日たまたまラーメンを食べられたのはラッキーだったのだ。

醤油ラーメンはまたの機会に持ち越しだけれど、口がすっかりラーメンの口になってしまい、気を取り直して別のお店に向かう。

 

そこから歩いて5分ほどのつけ麺店。何度かリピートしている、間違いないお店。

いつも醤油つけ麺を頼むので、今回は別の味、「旨辛醤油つけ麺」にしてみた。

麺は並盛200g。もうちょい多めでも良かったかも。腹八分目でお店を出た。

 

13時前に従姉の家に着き、車で施設に向かう。

伯母に会うのは年末以来だ。

大正15年生まれの98歳、父の10歳上の姉。

子どもの頃、両親が共働きだったので、学校帰りには伯母の家で過ごしていた。

私だけの「学童」みたいな場所。

伯母は手先が器用で、数えきれないほど服を縫ってくれて、時には髪も切ってくれた。何かにつけて言うことが面白い、チャーミングなひと。

私は実の母よりも伯母に懐いていて、母からしたら複雑な気持ちだったと後から聞いた。

 

施設に入ってからも、頭と口は元気で、口を開けば持前の面白さは健在だった。

若いひとが大好きで、職員さんをつかまえてはおしゃべりしているようだ。

ただ、ほとんど目が見えず、自力では歩けない。

食べものは美味しく食べられているという。

 

面会は1時間。時間になったら職員さんが迎えに来て、またしばしのお別れ。

両親も兄も亡くなった今、私にとって肉親に一番近いのが伯母の存在。

機会を作って、また会いに行きたい。

 

 

帰りは車で家まで送ってもらう。

従姉が色んなおみやげを用意してくれていて、お煎餅にたけのこ、靴下などたくさんもらった。

いつも実家に来た帰りは荷物が多くなる。

旅行用のバッグと手荷物で、肩がずっしり重くなった。

重いんだけれどありがたくて嬉しい。

 

でっかい荷物を肩から下げ、電車とバスを乗り継いで、いつもの生活に戻った。