ちょっとだけ人前でしゃべる機会があり、練習していったにも関わらず緊張で思うように話せず、バツの悪さに心の中でのたうち回っていた午前中。
お昼は何か力になるものを、と13時過ぎに外へ出る。目当てのお店ではランチメニューはほぼ終わってしまい、入れるお店を探してしばらくさまよった。
路地にある町中華に行ってみたら、まだ絶賛営業中。
チャーハンを注文。
ラーメンとのセットのほうがお得だったが、今日は麺の気分じゃなく、単品にしてみた。
ここのチャーハンは前にも一度食べたことがある。
美味しいのは知ってた。
でも、思ったより量が少なく、夜までにはお腹が空いてしまいそう。
セットにしとけば良かったかなぁ。
チャーハンを食べながら、午前中の自分の振る舞いを思い出す。
他のひとがソツなくこなせる(こなせているように見える)ことが私にはできない。
むしろ、ソツしかない。
子どもの頃からそう感じることが多かった。
こんな私がよく社会人をやってきたなと思う。
在籍している職場に適応しようと、服装も言動も、浮かないように嫌われないようにと、社会人プレイを20年以上もやってきたが、もうそろそろ心が素に戻りたがっている。
苦手なことはやりたくない。
得意なことだけやってたい。
「その道の人」だって思わせて、「それ」以外のことが苦手でも大目にみてもらいたい。
これが正直な気持ち。
資格を取ったら、そこに説得力が生まれる。
だから頑張るか。
マルチプレイヤーにはなれない。
得意なことと出来ないことの差がありすぎる。
いびつなんだよなぁ。
でもそういうとこはもう今世では変わんない。
午後、チャーハンパワーで気を取り直し、午前中に関わった人たちにお礼のメールを送った。
しばらくしたら関係者から次々にリアクションがきて、少しだけ気分が浮上した。
そうだ、私のへっぽこぶりなんて全体から見ればどうだっていい、後々みんなが気持ちが良くなれば、そんなこと無かったことにできるんだ。
メールを送ったことで自力で気分を立て直したことは我ながらほめたい。
毎日、心の中は色んなことでざわついて忙しい。
傍目には分からないかもしれない。
幾つになっても心の内はみっともないところだらけだけど、たまたまこのブログを読んでくれたひとが、あぁ、こんな人もいるなら自分なんてまだマシだしイケてるわって少しでも胸を撫でおろしてくれたなら、それは幸いです。